3. 記事を書くのに必要なHTMLタグを学ぶ
ここでは、記事を書く際に使うHTMLタグを覚えましょう!
HTMLとは

HTML(エイチティーエムエル)とは、Webサイトを作るために使用される言語です。
サイトを作るときだけでなく、記事をWebページに表示するときにも使う言語なので、Webライターも覚えておく必要があります。
WebライティングでHTMLの知識が必要な理由
Webライティングの仕事の中には、記事を書くだけでなくHTMLタグの一部を記入することを求められるものも珍しくありません。
また、ほとんどのWebメディアが利用している「WordPress(ワードプレス)」という仕組みを使うときにも、このHTMLの知識は大いに役立ちます。
Webライターが使うHTMLタグはそれほど多くありません。
HTMLを知らないことを理由に仕事を獲得するチャンスを逃さないよう、この機会に基本的なHTMLタグを覚えておきましょう。
HTMLの大原則は「タグとタグで挟む」

実際にHTMLタグを紹介する前に、HTMLの大原則を説明します。
HTMLタグは、タグとタグで以下のように文章や画像を挟むことで有効になります。
<タグの名前>ここに記載した文章が表示される</タグの名前>
なお、後ろのタグはタグの名前の前にスラッシュ記号(/)を入れる必要があることも合わせて覚えておきましょう。
挟むタグの名前を変えることで、文字を太くしたり文字列にURLを埋め込んだりできます。
この原則を知っているだけでHTMLは理解しやすくなるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
Webライターが知っておくべきHTMLタグ
Webライティングの仕事でよく使われるHTMLタグを3つ紹介します。
- 見出しタグ(h1~h6)
- 強調タグ(b)
- アンカーリンクタグ(a)
それぞれ実際にどのような場面で使われるのか、ひとつずつ分かりやすく説明していきますね。
1. 見出しタグ(h1~h6)
見出しタグは、h1からh6まで以下のように階層的に使用されます。
なお、基本的に記事を書く際にはh2とh3タグのみを使うことがほとんどです。
- h1タグ:記事のタイトル
- h2タグ:大見出し
- h3タグ:h2タグの中に内包される小見出し
見出しタグは、以下のように記述することで有効になります。
<h2>ここに記載した文章が見出しになる</h2>
この記事の場合、以下のような構造で見出しタグを使用しています。
<h1>記事を書く際に使うHTMLタグを覚える</h1>
<h2>HTMLとは</h2>
<h3>WebライティングでHTMLの知識が必要な理由</h3>
<h3>HTMLの大原則は「タグとタグで挟む」</h3>
<h2>Webライターが知っておくべきHTMLタグ</h2>
<h3>1. 見出しタグ(h1~h6)</h3>
<h3>2. 強調タグ(b)</h3>
<h3>3. アンカーリングタグ(a)</h3>
<h2>本日の課題:ここで紹介したHTMLタグを覚える</h2>
Webライティングの仕事で見出しのない記事はほぼありません。
今後もっともよく使うHTMLタグなので、必ず覚えておきましょう。
2. 強調タグ(b)
強調タグは、その記事の中で強調したい部分に使います。
<b>ここに強調したい文章を記載する</b>
このタグは、検索エンジンに対して「ここは重要な箇所である」ということを伝える役割も担います。
見出しタグ同様にほぼすべての記事で用いられているので、必ず覚えておきましょう。
3. アンカーリングタグ(a)
アンカーリングタグは、指定の文字列にURLを埋め込みたいときに使用します。
Webライティングの仕事でアンカーリングタグを使うときには、他の記事のURLを入れたり商品販売ページのURLを入れたりする場合が多いです。
<a href="URL" target="">ここにURLを埋め込みたい文章を記載する</a>
先に説明した2つのタグよりも長く覚えにくいので、まずはHTMLタグを使うことで文字列にURLを埋め込めることだけでも覚えてください。
本日の課題:ここで紹介したHTMLタグを覚える

HTMLタグは、見慣れてしまえばそれほど難しいものではありません。
まずは、ここで紹介した3つのHTMLタグを覚えることからはじめましょう。
今後、Webの記事を読むときには、ぜひどこでどのHTMLタグが使われているかを推測してみてくださいね。

次の課題
WEBライティングのフローを学ぶ