6. タイトル・リード文・まとめ文の作成方法を学ぶ
ここでは、Webの記事に適したタイトル・リード文・まとめ分の作り方を覚えましょう!
タイトルを付けるときの4つのポイント

タイトルを付けるときには、まず以下の4つのポイントを意識してみましょう。
- 記事を読むメリットが伝わるようにする
- 文字数は全角28字におさえる
- 上位表示を狙うキーワードを含める
- 具体的な数字を含める
ポイント1. 記事を読むメリットが伝わるようにする

読者が真っ先に目にするのは、常に記事のタイトルです。
Googleなどの検索結果に並ぶ記事であっても、SNSでシェアされた記事であってもこれは同じです。
記事が読まれるかどうかは、タイトルで決まるといっても過言ではありません。
内容がいまいち想像できなかったりメリットが伝わらないタイトルは、クリックしてもらえないからです。
記事を読むとどう役に立つのか、どんなメリットがあるのかがタイトルを読むだけで伝わるよう意識してみましょう。
ポイント2. 文字数は全角28字におさえる

Googleなどの検索サイトの検索結果では、タイトルは全角28字しか表示されません。
閲覧するデバイスによって多少の違いが生じることはあるものの、全角28字におさえるとスマホでもパソコンでも見切れることなく表示されます。
また、28字を大幅に下回る場合も注意が必要です。
タイトルに記載したほうがよさそうな情報はないか、他に伝わりやすい言い回しはないかなどの視点から練り直してみましょう。
ポイント3. 上位表示を狙うキーワードを含める

SEOを意識した記事では、上位表示を狙うキーワードをタイトルに含める必要があります。
たとえば、「ドッグフード 食べない」というキーワードで上位表示を狙う記事であれば、以下のようなタイトル案が考えられますね。
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なお、キーワードを盛り込みすぎると不自然なタイトルになりかねません。
まずは、タイトルに含めるのは1つのキーワードに留めることをおすすめします。
ポイント4. 具体的な数字を含める

具体的な数字を含めることで、タイトルにより説得力をもたせることができます。
読者に記事を読むメリットを的確に伝えたり、「自分でもできそう」と感じてもらったりすることが目的です。
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また、以下のように情報量を提示するために数字を使用することもあります。
あらかじめ情報量を示すことで、読者は目的や緊急度に合わせた記事を選ぶことができます。
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次に、記事の導入文(=リード文)の作成方法を覚えましょう!
リード文の役割

リード文とは、記事の冒頭にある導入分のことを意味する言葉です。
ここまで何度も書いてきたように、Webの読者はとにかくせっかちです。
そのため、リード文で「あなたの知りたいことはこの記事にまとめられていますよ」ということを伝えてあげる必要があります。
リード文が十分でないと読者はすぐにその記事を離れてしまいます。
読者の離脱を防ぐためにも、興味をひきつけ、スムーズに本文に誘導できるリード文を目指しましょう。
リード文のテンプレート例
・(読者の疑問や悩み)
・(読者の疑問や悩み)
と思うことはありませんか?過去に私も〇〇で悩んでいました。
しかし、△△をしたら悩みが解消されました。
そこでこの記事では、◇◇について説明します。
今すぐに試せる簡単な方法なので、ぜひお試しください。
最後に、記事の締めの部分(=まとめ文)の作成方法を覚えましょう!
まとめ文の役割

まとめ文には、以下の2つの役割があります。
1つ目の役割は、文字通り記事の内容を要約してまとめることです。
Webの読者は、記事をはじめから最後まで丁寧に読んではくれません。
そのため、まとめ文さえ読めば一番伝えたい要素が伝わると理想的ですね。
2つ目の役割は、読者の行動を後押しすることです。
多くのWebメディアは、最終的に商品を購入してもらうことやサービスを利用してもらうことを目的にしています。
「役にたった!」「面白かった!」だけで終わらないよう、なるべく具体的な行動プランを提示するよう心がけましょう。
まとめ文で読者の行動を後押しするための3つのポイント
読者の行動を後押しするためには、やみくもに購入を勧めればいいわけではありません。
まとめ文で読者の行動を後押しするときには、以下の3つの切り口を意識してみましょう。
- 簡易性を示す
- 緊急性を示す
- 代替案を提示する
ポイント1. 簡易性を示す

誰しも少しでも楽な方法で悩みを解決したいものです。
そこで、なるべく具体的に「その解決方法がいかに簡単であるか」をアピールすることは非常に有効です。
たとえば、以下のような切り口で行動を後押しできます。
- たった◯分で登録が完了します
- わずか〇〇円で購入できます
- 〇〇するだけで効果を実感できるはずです
ただし、ウソをついたり読者を騙したりするのはNGです。
あくまで、「簡単さ」にスポットライトを当てるくらいの気持ちでアピールしましょう。
ポイント2. 緊急性を示す

「なぜ今この解決方法を試すべきなのか」を伝えられると、読者が実行してくれる可能性はグッと高まります。
期間限定の割引や特典などがある場合は、積極的にアピールすることをおすすめします。
また、場合によっては「今行動に移さないデメリット」を伝えることも有効です。
過剰に読者を煽る必要はありませんが、読者が判断を先延ばしにしない工夫は必要でしょう。
ポイント3. 代替案を提示する

先に説明した2つのポイントよりは使える場面が限定的ですが、代わりの案を提示することも有効です。
たとえば、「性能は少し落ちるものの価格は安いもの」「無料で試せるサンプル品」などがイメージしやすいでしょう。
読者が思わず「それなら試してもいいかな……」と思える代替案が提示できると理想的ですね。
まとめ文の作成例
この記事では、Kindleの利便性について説明してきました。
Kindleを使うメリットは、以下の3つです。
- フロントライト方式なので目を刺激しないこと
- 文字サイズや明るさを自在に調整できること
- 膨大な数の書籍をひとつの端末で管理できること
Kindleはもっとも安い端末なら、わずか9,000円で購入できます。
しかも、今ならAmazonのセール期間なので普段より2,000円も安く購入できますよ。
とはいえ、いきなり端末を購入するのは気が引けるという場合は、まずはKindleアプリをお試しください。
電子書籍の便利さをすぐに体感できるはずです。
本日の課題:まとめ文を作成する

今回の内容をふまえて、「WEBライティングのフローを学ぶ」の課題で書いた記事のタイトル・リード文・まとめ文を作成しましょう。
SEOを意識しつつ、読者が思わず興味を持ってしまうタイトルが付けられると理想的ですね。
また、読者がスムーズに読めるよう意識してリード文・まとめ文を作成してみてください。

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